食べ方を考える
美肌づくりに取り組みたい、便秘を解消したい場合に役立つのが「腸の健康を見直す」ということです。 そして、その為には乳酸菌サプリを活用するのが定石。 ただし、それだけではなく日頃の生活でちょっとしたポイントに気を付けることも有効です。 例として挙げられるのが、毎日の食事をどんな風に食べるかということ。 同じ食事でも食べ方次第・メニュー次第で腸の状態は大きく左右されます。 例えば、夜遅い時間に夕食・夜食を摂るのはNG。 仕事が忙しいからと言って、時間が遅くなってしまわない様に注意しましょう。 夜遅くに食事をすることで、朝お腹がすかなくなってしまうというケースは十分に考えられます。 朝ごはんを食べないということは腸にとって「目覚まし時計がならない」のと同じ状態。 蠕動運動のスイッチが入らないのです。 その為、どんなに忙しくても朝ごはんは食べる様に心がけましょう。 また、その為に夜食も早い時間帯に済ませるように心がけたいところです。 具体的には就寝の3時間前からは何も食べない状態をキープすること。 睡眠中は胃を空っぽにしてあげるのが大切です。 こうすることで、腸を掃除してくれるホルモンの分泌が盛んになり、就寝中の腸の活動が活発になります。 便秘や下痢などに悩まされている方は、乳酸菌の活用と同時に、この日常生活での工夫にもトライしてみてください。 より効率よく腸を健康にすることができますよ。 また、食事の量は腹8分目にとどめておくのも大切。 一度に大量に食べてしまうと、胃や腸の中で食べ物がスムーズに移動できなくなってしまいます。 胃腸には適度な隙間が必要なのです。 これができていないと、胃がもたれたり、腸の動きが鈍くなってしまいます。
発酵食品を食べるのもOK
乳酸菌のサプリを活用する以外にも、日頃から発酵食品を摂る様にしましょう。 植物性乳酸菌の納豆やキムチ、動物性乳酸菌のヨーグルトやケフィアなどがおすすめです。 もちろん、食べ過ぎはNG。 サプリなら心配はないのですが、食品の場合はカロリーが気になります。 また、発酵食品だけでなく食物繊維が豊富な食べ物を積極的にメニューに取り入れるのも大切です。 食物繊維の一日あたりの摂取目安量は17g。 そこまで多くはありませんが、現代日本人は野菜をあまり食べず、肉を多く摂る傾向があります。 意識して野菜・果物を摂るようにしましょう。 その他、砂糖は悪玉菌増殖の原因。 できるだけ避けて、フルーツやドライフルーツなどを摂るのが理想的です。