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乳酸菌飲料と整腸剤は同じ効果なのか

多くの方がご存知の乳酸菌というのは、非常に高い整腸効果を期待することが出来るということで知られており、乳酸菌が豊富に含まれているヨーグルトやサプリ、また整腸剤などといったものを毎日摂取している方が増えてきています。
しかし乳酸菌というのは、摂取したとしても腸内に届く前に胃酸の効果によって殆ど死滅してしまうということを知っていますか?この原因というのは、乳酸菌というのは非常に熱や酸に弱い性質を持っており、胃に到達をした時には、胃酸の働きによって溶かされてしまうことになりますので、摂取した乳酸菌のほとんどが死んでしまうことになるのです。
この胃酸というのは、化学薬品で言うところの強塩酸であり、胃酸に匹敵している塩酸にアルミを入れますと、なんと約15分という短時間のうちに全てが解けて無くなってしまうほどの非常に強い分解作用を持っているのです。

また乳酸菌は生きている状態で腸にまで届けてあげなければ意味が無いとずっと言われてきていましたが、今では乳酸菌に特殊加工を施すことによって、生きた状態で胃を通過し、腸にまで届けることが出来る乳酸菌が含まれた健康食品やサプリメントも各食品メーカーから続々と発売されているのです。
生きている状態の乳酸菌がどうして良いとされているのかは、糖分を分解することで乳酸といった酸を発生させ、悪玉菌減少を促進させ、そして悪玉菌により腸内に蓄積されてしまっている有害物質を体外へと排出させることが出来るからです。
この様に働いてくれるのは、生きている乳酸菌にしか出来なく、死んでしまっている状態の乳酸菌では効果が無いと言われているのです。
しかし現在の研究によって、胃酸が原因となって死んでしまった乳酸菌に関して新しい報告があり、死んでいる乳酸菌だったとしても腸内に効果を認めているのです。
それは死んでいる乳酸菌の働きというのは、善玉菌のエサとなり、善玉菌の増殖を促進させることに繋がっているとのことです。
こちらには乳酸菌を効率良く摂れるサプリメントが紹介されています。
胃酸に弱いという弱点があるため、食事からの摂取だと食べる時間帯などを気にしなければなりませんが、サプリメントの場合は胃酸に溶けないようにコーティングされていますのでいつどこで摂っても問題ありません。
持ち運びが便利というメリットもあります。